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技術文書・図面のAI活用 機電②

仕様書と点検手順を読み込ませて、現場の質問に出典つきで答える「技術文書QAボット」を Gemini Notebook(旧 NotebookLM) の上に作ります。あわせて機械図面と回路図を AI に読ませ、寸法や部品記号をどこまで拾えるかを実際に確かめます。

2026年9月18日(金) 全 [120min] 機電系エンジニア(1〜3年目中心) オンライン(ZOOM)
Givery, Inc.
01

本日の成果物と当日の流れ

ブラウザの Gemini Notebook に、手元の技術文書に答えるノートブックを1つ作ります。インストールするものはありません。

技術文書QAボットに異常コードの対処を質問して出典つきの回答が返っている画面
仕様書と点検手順を入れたノートブックに質問しています。答えの横に出典が付くので、どの資料のどこに書いてあったかをその場で開いて確かめられます。

つくるもの

01

図面から手配メモをつくる

機械図面を画像で渡して材質、はめあい、普通公差を拾わせ、手配依頼書と突き合わせて加工先に渡すメモにします。図面に無い数量を埋めさせないところまで確かめます。

02

回路図の記号と結線を読ませる

制御回路図を主回路と操作回路に分けて説明させ、夜勤からの不具合相談を、回路図の記号で原因の候補まで絞り込みます。

03

出典つきで答えるQAボット

仕様書と点検手順の PDF を1つのノートブックに入れ、異常コードを聞くと出典つきで答える窓口にします。書いていないコードには記載なしと返るかも確かめます。

04

点検記録を手順と突き合わせる

8月の点検記録を足して、手順どおりに対処できていたかを聞きます。答えの番号から、記録と手順の該当箇所を開いて確かめます。

持ち帰るもの

研修のあとに手元に残るもの 自分の Gemini Notebook に残る技術文書QAボットが持ち帰るものです。資料を差し替えれば、担当している装置の仕様書や手順書でも同じものが作れます。あわせて、図面を AI に読ませたときにどこを疑うべきかの勘どころを手元に残します。
仕様書 決まり 異常コードの内容と対処、保守部品の交換周期 点検手順 やり方 点検の項目と基準、基準外のときにすること 点検記録(8月) 実際 何が何回起きて、どう対処したか Notebook 8/28 は判定精度 9/10 なのに運転を継続。 手順では停止して 保全課へ連絡 出典 週次記録・手順2章 決まりと実際が別の資料にあると、食い違いは人が両方を開くまで見えません。
QAボットに入れる資料の役割です。仕様書は決まり、点検手順はやり方、点検記録は実際に起きたこと。3つを1つのノートブックに入れて、食い違いを出典つきで聞きます。

当日の流れ

セッション内容形式時間
S01前回振り返りと本日概要講義[10min]
S02マルチモーダルAIと技術文書の扱い講義[20min]
S03図面と回路図の読み取りハンズオン[35min]
S04技術文書QAボット作成ハンズオン[25min]
S05用語を調べてまとめさせるプチ演習ハンズオン[10min]
S06点検チェック表をつくるデモ講義[10min]
S07質疑応答・閉会講義[10min]

合計 [120min]。開始時刻は当日のご案内をご確認ください。

02

事前セットアップ

開催日までに、次の準備をお願いします。手順は事前セットアップガイドに画面つきで書いています。

  • 1Google アカウントお手持ちの個人用アカウントで問題ありません
  • 2Gemini(ブラウザ版)無料の範囲で使います。ログインできる状態にしてください
  • 3Gemini Notebook同じ Google アカウントでログインできる状態にしてください
  • 4配布物のダウンロードと展開お使いのパソコンに合う方の ZIP を展開しておいてください
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配布物

当日使う一式を ZIP にまとめてあります。中身は同じで、日本語のファイル名の入れ方だけが Windows 用と Mac 用で違います。

文字化けさせないために Windows の方は赤いボタン、Mac の方は「Mac をお使いの方はこちら」からダウンロードしてください。逆を取ると、展開したときに日本語のファイル名が読めない文字に変わります。直し方は事前セットアップガイドに書いています。
フォルダ入っているもの
00_コピペ用/当日 AI に送る指示文と質問。演習ごとに、何を添付して送るかも書いています
01_機械図面/軸受ブラケットの図面 版B と旧版A(PNG)、手配依頼書、手配メモ様式、手配前チェックリスト。演習1で使います
02_回路図/搬送コンベアの制御回路図(PNG)、電気部品表、動作説明書、夜勤からの不具合相談メモ。演習2で使います
03_仕様書/画像検査装置 IN-450 の仕様書(PDF と Markdown)と配置図。演習3で使います
04_点検マニュアル/IN-450 の点検手順(PDF と Markdown)、点検箇所図、日常点検票の様式。演習3とデモで使います
05_点検記録/2026年8月の異常履歴、日常点検記録、週次点検記録と、QAボットの確認質問。演習3のつづきで使います
06_社内基準/はめあい公差の設計基準抜粋と、図面と技術文書のAI利用ルール。プチ演習と、自分の資料で試す前に読みます
README.md中身の一覧、演習ごとの渡し方、ファイル名が文字化けしたときの直し方
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座学スライド

当日投影する資料です。前回の振り返りと先週からの動き、画像を読むAIの仕組み、図面と回路図の読ませ方、ハンズオンの手順までを1本にまとめています。研修のあとの復習にも使えます。

内容は2026年9月時点の公式ドキュメントに基づいています。開催までに変わることがあります。当日は画面の表示を優先してください。

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ハンズオンの進め方

図面と回路図を読ませ、仕様書と点検手順から出典つきで答えるQAボットを作り、最後に用語を調べてまとめさせます。演習ごとに、使うファイルと、できたと判断する基準を書いています。

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用語集

説明の中で出てくる言葉を、意味と使う場面のセットでまとめています。当日その場で引いてください。